飛んでくる虫への殺虫剤の使い方
ハエも蚊はスプレータイプでやっつけられる
蚊には設置タイプの殺虫剤も効く
- 先述した蚊取り線香
- マット式電気蚊取
- 液体式電気蚊取
蜂など危険な飛行する虫の対処法
ただ、蜂の巣を殺虫剤で退治する場合は、多くの蜂が反撃する可能性があります。必ず防護服など自分の身を守る装備を整えておきましょう。
ただ、蜂の巣を殺虫剤で退治する場合は、多くの蜂が反撃する可能性があります。必ず防護服など自分の身を守る装備を整えておきましょう。
植物を育てるために欠かせないのが、肥料です。肥料によって植物は様々な恩恵を受け、成長をしてくれます。
さて、そんな肥料にも、種類があります。そしてその種類によって効果も違ってきます。その肥料の種類と効果についてまとめてみました。
植物を育てるための肥料には、いくつもの種類が存在しています。ですが、それらの肥料も大きく分けると、二つの種類に集約されます。その二つであるのが、有機肥料と化学肥料です。
有機肥料と化学肥料の違いについては、有機物でできているか化学的な工程を用いて作られたかという点で差があります。有機肥料の場合、植物や動物など有機的な原料を用いて作られます。その点で、化学肥料は、無機質と呼ばれる鉱物や窒素などを用いて作られます。
一般的に売られている肥料は、必ずどちらかに分けられます。よくチェックしてみましょう。
有機肥料と化学肥料は、その製法や成分が違っていることから、効果についても違いが出てきます。
まず有機肥料の効果としては、土に混ぜることで時間をかけて徐々に植物に良い影響が出ることが特徴的です。これは、有機肥料が植物の根から取り込まれることが理由になります。
逆に化学肥料については、水に溶かすことができる肥料が多いです。そのため、すぐに植物が吸収をしてくれるため、効果もすぐに出てきます。比較的簡単に取り扱いができるのが、特徴です。
肥料には、以上のような効果の違いも存在しています。
肥料には必ず含まれている、基本となる三要素が存在しています。そしてその要素とは、窒素・リン酸・カリウムです。
なぜこの三要素が必要になるのかというと、植物を大きく成長させる働きをしたり、果実を大きくしたり、根を太くしたりする働きがあります。以上のように、肥料の三要素が含まれていることによって、植物は効率的に成長するのです。
これらの三大要素は、土にも含まれています。しかし、しっかりと養分を含んだ土でなければ植物が理想的な状態まで育つには不十分なことが多いです。ですので、肥料によってそれを補ってやることが必要となります。
肥料には欠かせない三要素ですが、過ぎたるは及ばざるが如しということわざがあるように、過剰供給をしてしまうと問題が発生することがあります。
まず窒素の過剰供給は、植物が病気にかかったり、実の成りが悪かったりします。カリウムの過剰供給は、同じく病気を誘発したり、葉や茎が黄色くなったり壊死するなどの症状がでます。リン酸については、土壌の微生物が増えるデメリットがあります。
これらの点から、三要素も供給し過ぎてしまうと逆にマイナスになってしまいます。適度な量をあげるのが重要なポイントです。
肥料の主な効果としては、植物の成長を促進させてくれることが代表的です。この成長効果をもたらしてくれるのが、前項で紹介をした肥料の中に含まれている三要素になります。
三要素には、それぞれ成長をさせる部分の違いがあり、窒素は葉っぱ、リン酸は実、カリウムは茎や根に対応しています。そのため、植物や大きく成長させたい部位に応じて、三要素の配合を調整した肥料を用いるのです。
植物は土からこれらの栄養素を得ますが、不足しがちな部分を、肥料によって補うのが一般的な使い方です。
肥料には先述した三要素が含まれていますが、含まれている成分はこの三要素だけではありません。その他の、多くの要素が含まれているものが多いです。
三要素以外の栄養が肥料に含まれている理由としては、三要素の吸収を促進する効果を持たせる意味合いなどがあります。そのため、うまく配合された肥料は、より効果的な植物の成長効果を持つことになります。
植物を成長させる効果、そしてその効果をより高める補助作用の二つが、肥料によってもたらされます。このようにうまく配合された肥料によって、植物の成長は円滑に行うことができるのです。
肥料というと、単に植物の栄養分としか認識していないかもしれません。しかし、蓋を開いてみると、肥料にはこのような秘密や効果などがあります。
ガーデニングや植物の栽培、農作物を育てることを考えているのであれば、肥料についてしっかりと知識をつけておく必要があります。そして肥料を有効に使用して、効率よく植物を育てていきましょう。
有機肥料と化成肥料について詳しく解説しています。→有機肥料と化成肥料の違い:メリットとデメリットまとめ
また、鑑賞用の植物には、害虫が発生します。殺菌剤の中には殺虫と殺菌の両方に対応できるものもあります。害虫駆除を行いたい場合は、両方担える薬剤の使用も適切です。
家庭菜園やガーデニングを邪魔してくるのが、害虫たちです。
一般的な家庭にも発生する害虫と、その対策について種類ごとにまとめてみました。
カタツムリやナメクジは、浸透圧の関係で塩や砂糖に弱いです。ですので、それらを振りかけるだけでも退治することができます。その他に、農薬の使用でも、対策をすることが可能です。
また、飲料のビールを好む性質があります。この性質を応用して、器にビールを入れるトラップを作っても対処できます。
カタツムリとナメクジは乾燥する場所を嫌うため、暗く、湿度が高い場所を好みます。そのため、植物の近くにカタツムリとナメクジが好む場所があると、その被害に遭いやすい傾向があるのです。
このことから、できるだけ物陰を少なくし、暗く湿度が高い場所を作らないようにしましょう。そうすれば、カタツムリやナメクジの繁殖を少なくすることが可能になります。
アザミウマはどのような植物にも発生する害虫です。そのため、適切な対処が必要になります。
このアザミウマは、太陽光を嫌う傾向があります。ですので、農作物にシルバーシートをかけるなどして、太陽光を反射する仕掛けで対策が可能です。
また、丈の短い野菜であれば、防虫ネットを張ることによっても対策ができます。
アザミウマは、テントウムシやカメムシの仲間が天敵です。しかし、農薬が使用されてこれら天敵の虫がよりつかなくなると、アザミウマが繁殖する原因となってしまいます。
農薬の使用を適切に行い、アザミウマの天敵とされる虫を生かすことができれば、これら天敵の虫が益虫としてアザミウマを攻撃してくれます。農薬を使いすぎたり、益虫に影響がでたりしないようにしましょう。
ダンゴムシ対策の一つとして農薬を使用する方法があります。その農薬には、スプレータイプのものから、粉末状のもの、そしてダンゴムシに食べさせる形で効果を発揮するものなどの種類があります。
少数のダンゴムシには、スプレーを。広く強い効果を求める場合、粉末のものや食べさせる農薬を使いましょう。
ダンゴムシは湿気のある場所を好みます。
そして、餌となる枯葉などがある場所も好んで生息し、繁殖するようになります。そのため、ダンゴムシの餌となるものを排除しておきましょう。
枯葉などを掃除するのはやや手間がかかります。ですが、被害を少なくするために、こまめな掃除が大切です。
コナジラミは農薬を使わなくても駆除することが可能です。その方法の代表例として、粘着性のトラップの使用が挙げられます。
黄色い色をコナジラミは好む傾向があります。ですので、黄色く着色した粘着性のトラップを用意しましょう。そうするだけで、多くのコナジラミを自然と駆除することが可能です。
コナジラミの被害を防ぐには、コナジラミを飛来させないことも重要になります。その方法としては、防虫ネットや他の植物の利用が挙げられます。
防虫ネットは、一般的な使用方法でかまいません。他の植物の利用については、育てている植物よりも高い背丈の植物を、守りたい植物の周りに配置するという方法です。
アオバハゴロモが植物に繁殖しているのを見かけた場合、捕獲をするなどして、直接的な駆除をすることが第一策です。
アオバハゴロモの幼虫であれば、紙などを使って捕りましょう。この時、分泌物を植物につけていることがありますので、それも一緒に拭き取ります。成虫であれば、虫取り網などで捕獲をしてください。
アオバハゴロモは、少ない数であれば上記のような直接的な駆除を行うことができます。しかし、大量に発生していた場合は、農薬を用いて駆除を行いましょう。
また、アオバハゴロモは、毎年同じ場所に帰ってくる習性もあります。ですので、次年度にアオバハゴロモがやってこないように、あらかじめ農薬で予防をしておくという方法もあります。
家庭菜園やガーデニングで植物を育てる上では、害虫対策は必ず行わなければならないことです。今回ご紹介した害虫への対策方法を参考にし、適切な対処を行うようにしてください。
また、今回紹介した害虫以外にも、植物を狙う害虫は多いです。ですので、その他の害虫についても対策の知識を得ておくことも念頭に置いておいてください。
家庭菜園では、害虫対策以外にも病気対策も必要です。→家庭菜園やガーデニングの病気対策まとめ
除草剤の多くは安全性が高いものは多いです。
しかし、成分によっては危険性のあるものも存在しています。